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認知症とは?



     認知症とは、老化に伴う物忘れ(ボケ)とは違い、
     脳の後天的な変化によりおこる病気です。

     認知症になると、社会生活が困難になったり、日常生活が困難に
     なったりします。

     さらに進行すると、寝たきりや人格崩壊になってしまいます。

     下記に、老化に伴う物忘れと、認知症による物忘れの違いを
     比べてみました。


老化による物忘れ    認知症による物忘れ
 原因  加齢による生理的変化  脳の病気
 物忘れの
 範囲
 物事の一部分を忘れる  物事の全てを忘れる
 自覚症状  自覚があり、思い出そうと
 する
 忘れたことを自覚しなくなる
 学習能力  ある   ない
 日常生活  あまり支障はない     支障をきたす
 幻想.妄想   ない  幻想や妄想を伴う場合も
 ある
 人 格    変化はない  人格崩壊を招く恐れもある


  認知症の原因
  
    認知症の原因には、大きく分けると2つのタイプがあります。


    アルツハイマー型認知症

     脳の神経細胞が除々に死んでいくため、脳全体が萎縮してしまい、
     脳の働きが衰えていきます。
     なぜ神経細胞が死んでいくかは、原因不明。
     除々に神経細胞も死んでいくため、症状も除々に進行します。

    脳血管性認知症

     脳の血管が詰まったり、破れたりして、脳の一部の組織が破壊される
     ことが原因です。
     脳の破壊された部分により、症状も異なります。

  
  認知症の主な症状

    記憶力の低下

      記憶には短期記憶(一時的に電話番号を覚えることなど)と中期記憶と
      長期記憶(幼かった頃の記憶など)があります。

      その中でも短期記憶が最も忘れやすく、痴呆が進むにつれて
      新しいことから順に時代をさかのぼって忘れていくことになります。

      寸前の記憶がなく、同じことを繰り返したり、何度も同じ事を言ったり、
      聞いたりします。

      さらに 症状が進むと、家族の名前まで忘れてしまいます。

    理解・判断力の低下

     言葉や単語の意味を理解、判断すること出来なくなってきます。

     「野菜の種類を答えて下さい。」「動物の種類を答えて下さい。」
     などの質問も答えられなくなります。

     また、手順良く計画的に行動する事ができなくなります。

    見当意識の障害

     見当意識とは、日時・場所・人などのことを言います。
     今の時間や今いる場所、今一緒にいる人までもが分からなくなります。

     いつも通り慣れた道でもそこが何処なのか分からなくなります。
     どこにいるか分からなくなって、不安になり、徘徊してしまう事もあります。

    昼夜逆転

     昼間に寝て、夜中になると起きてくるという症状です。
     不安からか真夜中に奇声を発したり、ごそごそと動き回ったりします。

    徘徊(はいかい)

     目的を持たず、精神的に迫られて歩き続ける行動をいいます。

    妄想.幻想

     「お金を取られた」「食事を与えてくれない」などの実際にはないことを
     訴える妄想がおこったり、また、見えないものが見えたり、誰もいないのに
     会話をしたり幻覚症状もでてます。

    異食.過食

     食べ物ではないものを食べたり、食事を十分とったのに、
     さらに食事をとったりします。

    収集癖

     自分の物ではない物や、ゴミ、ガラクタなどを持ち帰る行動。





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