排泄介助

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排泄介助



    排泄介助

     排泄介助はとてもデリケート部分です。

     誰もが「お下の世話はされたくない」と思っています。

     排泄介助を行う人は、お年寄りの自尊心を傷つけないように
     十分に配慮しましょう。

     そして、出来る限り自力で排泄できるように、排泄介助を行う人は、
     様々な設備、用具、用品を有効に利用して下さい。

     それと、トイレの回数を減らそうと水分摂取を控えることは、
     脱水をひきおこすことになるため極端な水分制限はやめましょう。



    排泄介助の注意点
 
  歩行(杖.シルバーカー.歩行器.手すり使用)または、車椅子で
  トイレまでの移動が可能な場合


      @お年寄りを観察し、おおよその回数や時間帯を把握しましょう。
       そして、早めにトイレに誘導してあげましょう。
       尿意.便意の訴えがあってからでは、間に合わない場合があります。

      A冬の寒い時期には、脳卒中や心臓発作を防ぐため、
       トイレに電気ストーブやヒーター付きの便座などで対応しましょう。


  歩行は無理でも、ベッドからの起き上がり座位が可能な場合


      @ベッドの横に、ポータブルトイレを設置します。
       そのとき、出来るだけカーテンなどで見えないようにし、
       プライバシーを守ります。

      A排泄が終わったら、すみやかに汚物を片付けます。
       臭気が部屋にこもるのを防ぐため、寒くない程度に、窓を開けて
       喚起したり、消臭剤を使用しましょう。

    
  起き上がりが困難だが、尿意.便意の訴えがある場合

    
      差込み便器を使います。

       使い方の手順

       @便器を温めておきます。

       A仰向けにし、腰から下にバスタオルなどをかけます。

       B膝をたて、おしりを上げてもらい、下着を脱がせます。

       C防水シーツを敷き、便器を差込みます。

       Dトイレットペーパーを手の届くところに置き、排泄介護者は
         席をはずします。
         終わったら呼び鈴などで知らせてもらいます。

       E排泄後、トイレットペーパーやウエットティッシュで拭くか、
         洗い流します。

       F便器.防水シーツをはずし、衣服を整えます。

       G便器はすぐにふたをし、すみやかに汚物を片付けます。

       Hおしぼりで手を拭いてもらいます。

       I窓を開けて喚起したり、消臭スプレーを使用しましょう。


   尿意.便意がない場合


      オムツを使用します。
        ですがオムツはお年寄りにとって精神的なショックを与えます。
        また、トイレに行く必要がなくなり、身体的自立も妨げてしまいます。
        ですから、安易に使用する事は避け、尿意も便意も全く訴えることの
        できなくなった場合の最後の手段と考えましょう。
 
      オムツは汚れたらすぐに取り替えます。
        オムツは通気性が悪く、皮膚呼吸を妨げ、汚れたまま
        長く放置すると、蒸れて悪臭を放つだけでなく、かぶれや床ずれの
        大きな原因になります。

      オムツには布オムツと紙オムツがあります。
        布オムツは通気性が良く、安価ですが、洗濯が必要です。
        一方、紙オムツは通気性が悪く割高ですが、洗濯の必要がなく、
        衛生的で介護者の負担が減ります。
        お年寄りと介護者の状況に応じて選んでいきましょう。




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